ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー
■総合評価
■鑑賞方法
■鑑賞日時
2017年5月5日(金)
■原題
■監督・出演
監督:ギャレス・エドワーズ
出演:フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、ドニー・イェン 他
■レビュー
スターウォーズシリーズ初のスピンオフ。シスの復讐(エピソード3)と新たなる希望(エピソード4)の間の話で、新たなる希望の冒頭へとシームレスに繋ぐ描写であった。公開期間中に映画館(IMAX)でも鑑賞済みだったが、自宅のホームシアターでも楽しみたい一心でBlu-rayをAmazonで注文してゆっくりと再鑑賞。
スピンオフということでエピソードシリーズとは違い、お決まりのオープニングでは始まらない物足りなさを冒頭で感じる。そんな不完全燃焼感はすぐにおさまるぐらいにスターウォーズの世界観はすぐに描かれ始める。
スターウォーズと言えば、登場キャラの独自性。今作は何と言ってもドロイドのK2SO。C-3PO同様に人類の言語で会話をするドロイドだが、C-3POとは比べ物にならないぐらいのスマートかつ迅速でインテリジェントな動きが特徴。今までの主要ドロイドの中でも一番親近感の湧くドロイドであった。
そして何よりもシス最強の弟子と言われたダース・ヴェイダーの強さがどの作品よりも一番描写されていた作品と言っても過言ではない。フォースと言い、ライトセーバー捌きと言い、ファントム・メナス(エピソード1)からシスの復讐(エピソード3)のアナキン・スカイウォーカー(ヴェイダー卿)は「強さへの強い憧れ」、新たなる希望(エピソード4)からジェダイの帰還(エピソード6)のヴェイダー卿は「存在感での強さ」と表現するなら、今作のヴェイダー卿は「最強」そのもの。
次回作は、最後のジェダイ(エピソード8)が今年12月、若き日のハン・ソロを描くスピンオフが2018年5月、そして三部作最終章のエピソード9が2019年5月と、怒涛の公開ラッシュが控えている。