空を歩く人 ~空歩人的キネマ日記~

旧作から新作まで空歩人が観た様々なジャンルの映画を自由気ままにレビューするblogです。

ワイルド・スピード ICE BREAK

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 総合評価

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鑑賞方法

映画館

鑑賞日時

2017年5月3日(水)

原題

Fast & Furious 8

監督・出演

監督:F・ゲイリー・グレイ

出演:ヴィン・ディーゼルドウェイン・ジョンソンミシェル・ロドリゲス

レビュー

前作SKY MISSIONでクランクアップ前に主演のポール・ウォーカーが交通事故により他界したため、誰もがSKY MISSIONで終焉と思われていたが、ポール・ウォーカー抜きでのまさかの最新作。

 

今作の見所は何と言っても、アメリカ合衆国キューバの国交正常化以来初のキューバ国内での撮影。冒頭キューバのシーンから始まるが、歴史的背景を意識して見入るとストリートレース以外の楽しみ方も。

 

もうひとつの今作の見所は、満を持して敵役で登場のシャーリーズ・セロンである。アカデミー主演女優賞を受賞した2003年公開のモンスターと言い、2012年公開のスノーホワイトと言い、悪役がここまでハマる女優はいないだろう。

 

そして何と言っても、ワイルド・スピードの最大の魅力である数々の高級車は今作も健在である。昨今のワイルド・スピードでは、マッスルカーやヴィンテージカーの登場が多い中で、個人的には前作のライカン ハイパースポーツに負けじと劣らないオレンジ色に染まるランボルギーニのムルシエラゴLP640に釘付けであった。もちろん今作でも集中砲火からの水没の暴挙は健在(笑)

 

全体的な所感としては、ポール・ウォーカー抜きのワイルド・スピードってどうなのよ?と半信半疑であったが、とは言っても7作全部観ているという義務感に駆られて観てみたが、予想を遥かに上回って楽しめた。

 

さすがに今作が限界であろうと思いきや、何と第9弾は2019年4月、完結編となる第10弾は2021年4月に全米公開されることが決定している。

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